HP限定書き下ろし! 発売前の本の著者のおふたりに、このHP限定に書き下ろししてもらっちゃいました。 |
著者・ポケキチ本田
「HP限定書き下ろし_なるほど珍常識!」
~キノコの炒め物。思いっきり油を入れましょう! ホントに思いっきりですよ。~
このHPの管理担当者からHP限定で文章を書いて下さい!というお願いがありました。
正直なはなし、ギャラはなし。
でも、このサイトにいらした方への感謝の気持ちで、何か料理知識の一つになればと思い頑張らせてもらいます。
もう秋の気配が漂いかけてる今日このごろ。
今日の昼間は暑かった。もうクーラーはいらないかな。あれほど暑かった夏はどうしたのかな。
ではこれからの季節をテーマにはなしをすすめます!
キノコは秋の季節のイメージですよね。
でもよく考えると、いや、(考えなくても良いけど)、スーパーには一年中存在しています。
キノコは秋じゃないな。
じゃぁ~いつなのか。
そんな季節感がない食材はいっぱいあります。
そのことは長くなるのでここで書くつもりはありません。
すこし横道にそれますが、キノコといって思い浮かぶのは、キノコのことを書いた本「キノコの不思議」森毅さん編集です。
ホントにマニア(変わり者)うけする、純粋にキノコって凄い!と思える一冊です。
キノコ大好きの方は読んでみて下さい。
さて、本題にはいりますね。
今日は、キノコの炒め物について。
フライパンに、なにかしらの油&キノコ類(エノキ茸はあまり油を吸収しないね)を加えて炒めましょう。
あら不思議、キノコが油を吸ってカロリー過多になっているではないか。
ほんらいキノコの凄いところはローカロリーなところ。(成長が早いところ。形が意味深なところ。かな。)
それが台無し。
気味悪い、カロリー過多な食材に変身(正常変身ではない。)しているではないか!
はい、それではいつものように質問タイム!!(実際の本でもこんな感じです!)
今日はHP限定なんで大石大先生に登場していただましょう。
大石 「は、はぁ~!?」
大石大先生、これからキノコの炒め物はどうしますか?
大石 「大先生は止めて下さい! 私が答えて良いんでしょうか?」
「答え知ってますよ!(*^_^*)」
大丈夫。ここはHPだから本と違うから大丈夫です。
大石 「そのままの状態で炒め物を作ります! だって油大好きだしぃ~」
あのいい加減にして下さい。
普通の一般的な答えしてどうしたんですか?
あれ、腕が落ちたかな。それとも今日は早く帰りたいのかな。
大石 「むかついた。じゃぁ~、真剣に答えますよ。 真剣に。 油を足して、油を抜く」
「格好良く言うと、キノコが吸収した油は油で制す!」
大石さん、さすがですね。
良く聞いて下さいね。これから答えを言いますからね。
フライパンに、油&キノコを加え炒めると、キノコが油を吸ってしまいます。
(過剰に油を加えるとそんな事はありませんよ。普通の方が一般的位に油を入れた場合の話ですよ。)
そこで、終わるんではなくて、さらに油を加え火を通すと、あら不思議、キノコから油が出てくるんです。
キノコが少し色づく位までかな、炒めるのは・・・。
つまりキノコにちゃんと火を通すと油の入る隙間がなくなるんですね。
キノコとよく似たことが、茄子にも言えます。
茄子も良く油を吸収します。
だから、いっぱい油を加えて炒めてみて下さい。
感覚的には、「少ない油で揚げる」かな。
2015年9月18日(金)
著者・大石智子
「HP限定書き下ろし_おまけ!」
~何故そんなにガンガン沸騰させながら茹でるの?ガス代の無駄。~
沸騰って何?
そんなこと、人生の中で考えたことはきっとないですよね。
料理を作っていて「これが沸騰かな?」と思ったことはあっても、考えたことはない方は多いはず。
料理の火加減はみんな結構気にするんですよ。
強火とか弱火とか。
でも、沸騰に関しては無関心。
何故?
大石 「あ~、津野さんいいところに通りかかったね。ちょっと質問。」
津野 「何ですか?答えたら何かくれますか?」
大石 「何が欲しいの?本田先生のサイン?」
津野 「も~、そんなわけないじゃないですか。ところで質問って何ですか?」
大石 「野菜などを茹でる時って火加減を気にしたことある?」
津野 「茹でる時ですか。特に気にしたことはないですね。沸騰していれば大丈夫かな?くらいの感覚です。」
大石 「津野さん、すばらしい!思惑通りの答えですよ。」
さて、何が沸騰なのか?という問題にぶち当たるんですよ。
コポコポも沸騰だし、ガンガンも沸騰だし。
どの沸騰が良いのか。
もちろん料理を作るのであれば、ガンガン沸騰した方が良い料理もあるんです。
中華料理の紅焼とか。
でも、和食の世界だとコポコポ沸騰で作る料理の方が多いと思いますね。
それは料理のジャンルによって考え方が違うから。
このことも考えてみると面白いんですよ。
と、話は戻して茹でる沸騰について。
津野さんのように「沸騰していれば大丈夫」の沸騰はおそらく結構ガンガン沸騰に近いはず。
それは料理教室での経験から。
みんなはじめの火加減は気にするのに、沸騰してきてからは無関心。
ガンガン沸騰で茹でても、コポコポ沸騰っで茹でても野菜の茹で時間が変わるわけじゃないですよ。
そうでしょ。
ただ、ガス代がかかるだけ。
後は、茹でる野菜によってはガンガン沸騰だと煮崩れやすくなってしまうということ。
ありゃ、いいことないじゃんって思いましたよね。
そうなんです。ガンガン沸騰で茹でるメリット、ないのです。
津野 「そっかぁ~。今まで考えてことなかったです。これからは考えて野菜などを茹でよ~っと。
春桜さんにも教えてあげなきゃね。」
2015年9月24日(木)
● 発売日は未定です! 「チャーハンは強火では炒めません!」の本がもうすぐ発売されるようです! |